Eriko Kuno経営学科 久野恵理子さん(2012年度スタディ・アブロード/派遣先:University of Nevada, Reno)

 

ネバダ大学リノ校への留学は私の人生でかけがえのないものになりました。今まで体験したことのない文化、生活、人との交流は、日本でしか生活したことのなかった私にとって、とても新鮮でエキサイティングなものであると同時に、学習面でのスキルの習得や出会いを通した感動など、多くの実りを与えてくれました。

 

University of Nevada, Reno

SA 先では IELC というネバダ大学に設置された英語教育機関に通いました。エッセイを書くスキル、プレゼンテーション力を磨くもの、経済、政治体制などの少し堅いことから映画など身近な分野についても学びました。授業形態は実践的なものばかりで、私は特に苦手だったエッセイを克服することができました。クラスが小さく、先生との距離が近いため親身にアドバイスをくれ、自分がどうしたら成長できるのか理解しながら授業を受けることができます。授業は和気あいあいとしていて、楽しいだけではなく、各国の学生が積極的に質問することにより、わからないところも質問しやすい雰囲気でした。 また、IELC ではスペイン、エルサルバドル、コスタリカ、サウジアラビアなど様々な国から集まった学生たちと一緒に授業を受けるため、 アメリカの文化だけではなく各国の文化、人柄なども感じることができます。

 

University of Nevada, Reno生活面では放課後に TALK-TALKというクラブに参加し、現地の学生と交流をしたり、ルームメイトとご飯を食べに行ったりして過ごしました。その中でも私は Conversation Partnerと共に過ごす時間が多かったと思います。Conversation Partnerとは、一人ひとりに与えられる会話をするためのパートナーです。家に招いてもらい一緒にご飯を食べたり、バスケットボールの試合を見に行ったり、感謝祭にはパートナーの実家でまるで家族のように接してもらいました。パートナーやその家族、友達には人のあたたかさを感じ、本当にかけがえのない時間を過ごすことができました。

 

SA 先での生活は学習面だけではなく、人との出会いからも多くの実りを与えてくれました。しかし、それは現地で生活しているだけでは得ることができません。私は、現地の学生と可能な限り交流できるよう連絡を密にしたり、クラブに参加するなど積極的に行動するよう心掛けていました。4ヶ月という限られた期間の中では、そのような積極性がとても重要なのではないかと思います。これから留学に行かれる方も、実りの多い留学となるよう頑張ってください。