経営学科 山川 七海さん

2017.05.19

SAプログラムへの参加は私にとって人生で初めてアメリカで過ごした時間であり、同時に、人生の中で最も実りのある時間になりました。

私はネバダ大学の施設の中にあるIELCという語学学校に通いました。レベル別に分けられている10数人の少人数クラスでの授業がメインでした。クラスにはコロンビア、タイ、韓国、中国、アフガニスタンからきた留学生がおり、授業内のディスカッションやペアワーク、IELCが毎週主催するイベントを通して仲良くなることができました。

寮では、アメリカ人2人と私の3人部屋で生活をしました。ルームメイトの使う英語はとても速く、スラングも多かったため、コミュニケーションが上手く取れないことが多かったです。そのため、だんだん壁ができ、最初の2ヶ月は寮に帰りたくないと思い、図書館で勉強して、寮に帰れば疲れたことを理由に簡単な挨拶をして、すぐにベッドに入っていました。しかし、留学も半ばを迎えた頃、このままの状態では何も変わらないと思い、少しずつルームメイトと話す時間も増やし、とにかくわからないことは何でも聞きました。そうしているうちに、だんだん打ち解けることができました。

留学をするということは、今まで一緒に暮らしてきた家族や友達、慣れ親しんだ環境から離れて勉強をするということです。何でも最終的には自分の力で解決しなければいけません。人間関係においても、勉強面においても、状況は自分で変えなければならないということを深く学ぶことができました。