市場経営学科 田代 采さん

2015.04.23

私は、入学時から英語に対する苦手意識を克服したいという思いがあり、経営学部のSAプログラムに挑戦することにしました。

150423_1私が留学したネバダ大学の英語教育機関であるIELC(Intensive English Language Center)では、ブラジル、スペインなど様々な国からの留学生が英語を学んでいました。異なる文化背景をもつ留学生たちと授業を共にし、友達となることで、コミュニケーションをとるために英語を使うことは自然なことになりました。

また、IELCには「カンバセーション・パートナー」という、私たち留学生に現地の学生を紹介してくれる制度があります。私は、この制度によって、一人の女子大生と親しくなり、彼女に英語を教えてもらったり、お家に訪問させてもらったり、一緒に買い物に行ったりと、日本にいる友達と同じように楽しい時間を過ごしました。

150423_2日本に留まっていたら、きっと出会うことができなかったたくさん人々との交流を通して、英語を話すことに対する抵抗感や恐怖心は一切なくなりました。日本に帰国した今でも、困っている外国人の方がいると駆け寄ってお手伝いしてしまうほどになりました。これは、留学前の私では考えられなかったことです。

SAを通して、英語で自分の意志を伝える難しさ、もどかしさ、楽しさを知りました。この経験から、「より詳細に自分の意見を英語で伝えられるようになりたい」、「もっと正確に聞き取れるようになりたい」と思うようになり、英語学習に対する意欲がさらに湧き上がってきました。

私にとって「留学」は大学生活の中で1つの大きな決断でした。たくさん悩んだ結果、挑戦することを決めました。何か大きな決断をする際には不安や迷いがつきものですが、少しでも興味があるのならば、何事にも一歩踏み出して挑戦してみる勇気が大切だと感じました。